2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
数回にわたり、飢えとヒエラルキーについての私の考えを書いてきました。 しかし、まだ触れていない部分があります。それは なぜ人はヒエラルキー構造をつくろうとするのか という根源的な問いです。 飢えを満たすため、もちろんそれが答えになってしまいま…
今回はヒエラルキー構造を人為的に作り出すには、というテーマになります。 私の考えた方法ですが、おそらく一般的にも同様の方法がとられていると思われます。 誰かが意識してかそれとも無意識的にかはわかりませんが、簡単に作れます。 だからこそ世の中に…
なぜヒエラルキーはまずいのか 当ブログでは度々ヒエラルキーについて取り上げてきました。 なぜヒエラルキーについて取り上げるのか。 ヒエラルキーは「同じ足りないもの」を多数の人間が目指したときに生まれると書きました。 その足りないものにアクセス…
日本人は宗教観が希薄だ、といわれたりしますね。 キリスト教の祭りであるクリスマスを祝ったり、かと思えば神社に初詣に行ったりと節操が無いと言われても仕方がないのが今の日本人の宗教に対する姿勢だと思います。 私自身、無宗教を自認しています。 私の…
飢えとは慢性的な欠乏感であり、もしくは、その欠乏感を満たそうと恐怖に取りつかれた状態であると、当ブログでは定義しました。(飢えとはなにか①) そして、この飢えが人間の成長を促し、文明を発展させたと書きました。(飢えとはなにか②) 今回は飢えが…
前回は飢えがヒエラルキーを生み出すということをお話しさせていただきました。 ヒエラルキー構造は支配者層・維持層・マス層の三層に分かれます。 時代や国、文化などで、さらに細分化されたりしますが基本構造は変わらないように思います。 今日はいくつか…
「飢え」はヒエラルキーをつくります。 ヒエラルキーとは簡単に言うと階層・階級のことです。 このヒエラルキーの構造はピラミッド型になります。 例えば、多くの人が同じものを「足りない」と感じたとします。 人々は足りないと感じたそのものがある方向、…
前回は蟲毒という呪いが今の社会に組み込まれているという話をしました。 蟲毒は「飢え」の状態での生存競争を意図的に作り出したものです。 この生存競争の勝者はより毒性がつよいものが生き残ります。 今回は競争を蟲毒システムにしないためのルールづくり…
前回は「飢え」が人間の発展の原動力になると書きました。 (飢えるとはなにか②~飢えが人の原動力になる~参照) 人間は、食料や知識・技術などの慢性的な欠乏を解消しようと、もしくは他のもので補おうとするために行動することにより文明を発展させてきま…